文化と産業が交差するいにしえの町、倉敷。
倉敷美観地区とは、岡山県倉敷市にある町並み保存地区・観光地区のことで、当エリアは倉敷市美観地区景観条例に基づき定められたものです。
美観地区とは、伝統的建造物群保存地区と伝統美観保存地区からなっており、伝統的建造物群保存地区(倉敷川周辺)は倉敷川畔伝統的建造物群保存地区の名称で国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。
江戸時代初期の寛永19(1642)年、江戸幕府の天領に定められた際に倉敷代官所が当地区に設けられ、以来備中南部の物資の集散地として発展した歴史を持ちます。倉敷川の畔から鶴形山南側の街道一帯に白壁・なまこ壁の屋敷や蔵が並び天領時代の街並みをよく残しています。
また、1930(昭和5)年に建てられた日本最初の西洋美術館である大原美術館や1888(明治21)年に代官所跡地に建てられた旧倉敷紡績工場の建物を改修・再利用した観光施設倉敷アイビーなども当地区を代表する建築物です。
住所 |
岡山県倉敷市 |
お問い合わせ先 |
倉敷市役所観光振興室 :086-426-3411 |
関連ホームページ |
ホームページを見る |
アクセス |
山陽本線「倉敷駅」から徒歩15分 |
発駅 |
グリーン車 |
普通車指定席 |
普通車自由席 |
大阪市内 |
8,220円 |
5,860円 |
5,350円 |
新神戸 |
7,800円 |
5,440円 |
4,930円 |
姫路 |
4,570円 |
3,640円 |
3,130円 |
各駅と岡山駅までの新幹線運賃
「のぞみ」号利用の場合
人と神々が共に生きる島〜宮島
宮島または安芸の宮島は、正式には厳島といいます。
松島・天橋立とならび、日本三景のひとつとして知られる景勝地です。古代から島そのものが自然崇拝の対象だったとされています。江戸時代中期からは、日本屈指の観光地として栄えてきました。現在では人口1800人余りの島に国内外から、年間300万人を超える観光客が訪れています。
景勝地としての厳島の中心は、厳島神社です。海上に浮かぶ朱の大鳥居と社殿で知られる厳島神社は、平安時代末期に平清盛が厚く庇護したことで大きく発展しました。現在、本殿・弊殿・拝殿・廻廊(いずれも国宝)などのほか、主要な建造物はすべて国宝または国の重要文化財に指定されています。皇族・貴族や武将、商人たちが奉納した美術工芸品・武具類にも貴重なものが多く、なかでも清盛が奉納した「平家納経」は、平家の栄華を天下に示すものとして豪華絢爛たる装飾が施されており、日本美術史上特筆すべき作品とされています。厳島神社および弥山(みせん)原始林は、1996年にユネスコの世界遺産に登録されています。
島の全域(周辺海域を含む)が1934(昭和9)年に瀬戸内海国立公園に編入され、自然公園法が定める特別保護区域となっています。1952(昭和27)年には国の特別史跡及び特別名勝に指定され、弥山の原始林は国の特別天然記念物にもなっています。
住所 |
広島県廿日市市宮島町1-1 |
お問い合わせ先 |
厳島神社 :0829-44-2020 |
関連ホームページ |
ホームページを見る |
アクセス |
山陽本線「宮島口駅」から「宮島 桟橋」〜船約10分「宮島桟橋」 〜徒歩15分 |
発駅 |
グリーン車 |
普通車指定席 |
普通車自由席 |
大阪市内 |
13,640円 |
9,950円 |
9,440円 |
新神戸 |
13,430円 |
9,740円 |
9,230円 |
姫路 |
11,760円 |
8,070円 |
7,560円 |
各駅と広島駅までの新幹線運賃
「のぞみ」号利用の場合
明治維新前には津和野藩亀井氏の城下町であり、山間の小さな盆地に広がる町並みは、「小京都」の代表格として知られているほか、津和野駅はSLやまぐち号(新山口駅(旧小郡駅)―津和野駅)の終着駅でもあり、山口市・萩セットで訪れる観光客が多いようです。